水道機工で働く先輩社員に、入社動機や仕事の魅力、やりがい、今後の目標などについて率直に語ってもらいました。様々な分野で活躍する先輩社員のメッセージをご紹介します。

お仕事内容を教えて下さい

Aさん

電気計装設備に関する設計、検査、試運転、クレーム処理業務を行っています。
内訳は社内業務7割、社外業務3割です。

Bさん

水処理設備における電気計装設備の設計、工場検査、試運転対応を行っています。
水処理は上水、下水、排水など幅広く対応しています。
また、現場管理として現地に入って施工管理を行う事もあります。

Cさん

水を処理するための機械を、最終的に動かすのが電気担当の仕事です。
機械を動かすための、制御盤の設計、製作、電気を供給するための電気配線工事、工事が終わってからの試運転を行います。

Dさん

水処理機器・設備に付帯する電気設備の設計を行っています。
機械設備担当者が考える機器・設備をどのように動かしたいのかをかみくだき、機器・設備を制御する盤の運転方案を作成し、お客様への説明も行います。
運転方法を元に御盤の図面チェックを行い、出来上がった盤に対し検査及び試運転を行うことも業務内容の一つです。

Eさん

浄水場を含め水処理に関する電気設備の設計を担当しています。
具体的には、ポンプ、バルブ等の機器を制御する制御盤の設計や、水質を測定する計装機器の選定、各機器への配線等の電気工事の設計を行っています。また、設備を納入する際に、性能を発揮しているかを確認するため、試運転を行っています。
また、最近では仕事を受注する際に、電気設備のコストを試算する業務も行っています。

Fさん

電気計装の技術を用いて、以下のようなシステムを構築しています。
① 水処理設備が最大の性能を発揮できるシステム
② 一番必要とされるライフラインとしての信頼性の高いシステム
③ プラントと人間を結びつけるインターフェイスとして、使い易いシステム

なぜ水道機工を選んだのですか?

Aさん

人が生きるために必要なものを仕事にしたいと学生時代に考えていました。
就職活動サイトで検索をして見つけたのが水道機工でした。
水道水を作る仕事があることを当時の私は知りませんでしたが、まさに人が生きるために必要なものを仕事にしていると感じ、志望、入社しました。

Bさん

環境関連の職種を希望しており、種別毎に何社か就職活動をした中で水処理関係を候補にしました。その中で話を聞いたり会社の雰囲気等で水道機工に決めました。

Cさん

私は在学中にオゾン発生について扱っていた研究室に所属していたこともあり、漠然と環境に携わるような会社に行きたいなと思っていました。そこに学校の就職担当から、当社を紹介され「水処理=環境にやさしい」という思い込みで入社を希望しました。また、就職情報雑誌にボーナスが良いと書かれておりそれも決め手の1つです。

Dさん

小さいころ地元の自然の中でよく遊んでいました。川が洗剤などで汚れていく風景を見たことが、環境の問題に興味を持ったのがきっかけです。環境破壊、地球温暖化や人口増加に伴う水不足の問題など、これからは水のことを考える時代であると考え、“水処理”というキーワードで就職活動をしていました。その結果、水道機工は歴史が長く実績があり、水処理の中でも生活に近い事業を展開している会社であったので決めました。

Eさん

① 自分のキャリア(技術)を生かすことができる業種だから
② 水処理プラントメーカとして有名なメーカだから
③ 世界に誇れる技術を持ち、ライフラインを支える誇り高い仕事だから
④ 給与水準が高いから

仕事のやりがい、難しさ、面白さを上げてください

Aさん

当社で扱っている官需や民需の上下水道・排水処理などの業務を国内外問わず、幅広く経験できること。これは全ての業務に関わっている電気計装設計だけの特権です。
客先打合せ・検査・試運転等で全国各地へ行くことが出来ます。
同時にいくつもの仕事を実施するため、色々な調整をしていかなければなりません。そのため、予定管理能力・調整能力が身につきます。

Bさん

仕事のやりがいとしては、インフラ・生活向上、維持管理側の運用等に貢献する事だと思います。難しさとしては、同じものはほぼ皆無なので案件毎検討事項が違うので、それぞれやり方が異なる事だと思います。やりがいの具体例としては、茶色い原水が浄水池では水面が見えないくらい透明に処理出来たり、給水区域から雨が降ると水道水が濁っていたが濁らなくなったと聞いた時などです。

Cさん

水処理機器・設備に付帯する電気設備の設計が担当ですので、制御盤に特化してしまうのですが、盤検査で動作説明図の通り動くことが確認できたときは、安心してほっとします。実際に現場でモーター等の負荷がつながり、試運転で処理が行われているところを確認できたら喜びもひとしおです。試運転で現場に長く入ることがあるので、そこは特権かなとも思います。

Dさん

自分が設計した通りの製品や制御が出来上がって行く楽しさがあります。「思い通りに動いた!」「こんなことができるんだ!」という感動があります。また、会社では若いうちから担当として案件を任せてもらえるので、責任はありますが、自分で作っているというやりがいがあります。

Eさん

「蛇口を捻ると必ず、必要なだけ水が出る。」「蛇口から出た水を疑うことなく、そのまま口に入れられる」この世界に数少ない日本の「当たり前」を支えているという誇りが、仕事のやりがいです。
また、設計から現地調整まで自らが担当するため、業務の範囲が広く難しさも感じるが、この点が当社の特徴でもあり面白いです。

仕事をする上で、心がけていることは何ですか?

Aさん

技術力ももちろん必要ですが、お客様・業者・社内などの人間関係を大切にすることで、業務が円滑に進んで行く。このことが非常に大切であり、心がけていることです。

Bさん

・顧客の要求や要望を直接聞いて確認する。
・問題が起きそうな個所を最初にピックアップし対策を検討する。
また、他者からのアドバイスも得る。

Cさん

心を持たない物の設計を行っていますが、その先には絶対に人がいるという事を忘れないように心掛けています。

Dさん

仕事は多くの方が携わって行われることを肝に銘じるようにしています。
まず機械設備担当がフロー、使用する機器の仕様を決定します。それを基に電気の設計が始まり、製作したものを工事にて据付を行います。出来る限り次工程の方に迷惑をかけないようにスムーズに仕事が流れていくようにと思っています。

Eさん

自分のミスが直接、設備の停止や断水につながります。
起こりうる様々な事象に対応できる回路になっているか、一つずつ丁寧につぶしていくように作業を進めています。
施設・装置の動きや水の流れなどをイメージしながら設計しています。きるからです。


将来チャレンジしたいことはありますか? 夢があれば教えて下さい

Aさん

大規模設備の設計。

Bさん

今の業務であらゆる面で、より精度を上げていきたいです。

Cさん

最近、火星に移住などの話を耳にします。宇宙や極限の場所における水供給なんかが当社製の製品にて出来たら素晴らしいなと思います。

Dさん

自分では担当したことのないより大きい物件や、プロジェクト全体をまとめる仕事にチャレンジしたいと思っています。また、お客様に対して設備の使い勝手の向上や、困っていることの解消などより良い水処理を提供できるようしていきたいと思っています。

これから入社する方に一言お願いします

Aさん

「継続と好奇心」
好奇心を持って業務を行う事により、同じ業務の中にも新たな発見があります。
この新たな発見を更に積み重ねていくと、また新たな発見があります。
この積み重ねによる経験が自分自身の成長ともなり、また顧客が抱えている問題や不安に対し的確な提案ができる技術者へと成長していくと考えています。
入社して3日、3ヶ月、3年と我慢・辛抱する時期もあるでしょうが、常に好奇心を持って業務に従事して頂ければと考えています。

Bさん

電気計装課は、水処理設備に関する電気設備についての一切を受け持っています。機械設備は電気が無いと動かないものが多いので、いろんな機器に触れることにより広く知識を得ることが出来ます。また、遠方監視や発電機など直接水処理に係らない設備も取り扱っていきますので、たくさんの興味を持ってぜひ来て下さい。
よろしくお願いします。

Cさん

水道機工での私の仕事には、自分が設計した通りの製品や制御が出来上がって行く楽しさがあります。「思い通りに動いた!」「こんなことができるんだ!」という感動があります。社内には、教えてほしいと思ったときには自分の仕事を置いてでも教えてくれる先輩たちがいます。それぞれの分野に強い人たちがいるので、色々な人に教えてもらえます。人を育てようという姿勢が強い会社です。みんな仲が良いので仕事がしやすい環境です。

Dさん

水処理プラントと電気計装設備は、イメージが結びつかないかもしれません。
でも、設備を生かすも殺すも回路の組み方ひとつで決まるといっても過言ではありません。
水道機工では、水処理設備全体の制御も手掛けており、幅広い知識を必要とする設計業務を行っています。私は、大手電機メーカで水処理プラントの設計を担当していましたが、転職して水道機工へ入社しました。

大手電機メーカでは分業化されており、水処理プラントの設計といっても、細分化された一部の設計しか担当することができませんでしたので、全体像は分からないままでした。
水道機工では、制御盤回路設計・計測機器選定・配線工事設計などの机上の設計だけではなく、自分が設計を担当した浄水場などに行き、施設を立ち上げるための試験や調整業務も自ら行います。本当の意味での水処理の設計・建設を行っている充実感、プラント全体の広い知識の習得、実際に機械を動かしての試験や調整ができるなど、水道機工ならではの良いところです。
また、日本全国への出張の機会が多くあるので、これもまた楽しみの一つですよ。

Eさん

どの会社に入社しても、仕事をすることは、大変だと思います。良く考えて、自分にあった会社を見つけて下さい。就職活動頑張ってください。そして、縁あって当社に入社することになったら、一緒に当社を盛り上げていきましょう。